人間は誰もが歳を平等にとりますが、髪の毛も歳を取るって知ってますか?
トリートメントや髪質改善で今ある髪の毛に栄養を与えるのは出来ますが、5年後、10年後も今のままの髪に毛があると思いますか?
髪を歳をとるため、5年後、10年後と白髪や髪の毛が細くなる可能性があると思いませんか?
加齢に伴う髪の毛の変化
年齢を重ねると髪の毛の悩みが増えてきます。
- パサつき
- うねり
- 白髪
- ハリコシ
- 薄毛
上から順に、年齢をとればとるほど下に向かって悩みが増えてきます。
30代になると、「パサつき」「うねり」などの悩みが増える人が多くなります。
30代から〜40代になると「白髪」に悩む方が多くなります。
そして、40代から50代になると「ハリコシ」「分け目」などの薄毛に気になるようになってきます。
「パサつき」「うねり」の原因
30代になると、「ツヤがなくなる」「まとまりにくくなる」といった髪の毛の悩みが高くなります。
年齢が高くなるとツヤのない人が多くなります。
なぜパサつきやうねりが年齢と共に多くでるのか?は解明できていません。
ですが、僕の独断と偏見から言わせて貰うと、
まず第一に頭皮が硬くなることがあげられます。
頭皮が重力に負け、皮膚がたるむから「うねる」
頭皮も皮膚があるので、年齢ともにたるみます。
下に下がってる来るので、頭頂部の皮膚は動かなくなり、耳から下の皮膚はやたらと動くようになります。
皮膚がたるむ事で、毛穴の形も変わり毛がうねるようになります。
カラー頻度が多いから「パサつく」「うねる」
また、髪の毛の中心部にあるコルテックスという細胞が偏ったりする為、凸凹してしまい、パサつき、うねるようになります。
これは、カラーの頻度が多くなる事で、髪の毛のコルテックスのバランスが場所によって髪の毛のキューティクルが凸凹し、整わなくなるので、髪の毛に艶が無くなるためです。
「パサつき」「うねり」の対策
頭皮が下がるのであれば、ベッドスパをし、突っ張ってしまった頭頂部の皮膚を動かしましょう。
髪を洗う時も、なるべく耳付近の頭皮を頭頂部に向かって洗うように意識する事で、皮膚が引き上げられるので、それだけでも効果はあります。
また、カラーの頻度が3週間に一回染めて、毎回毛先まで染めていたら、髪の毛のコルテックスが凸凹になる上にキューティクルも整わなくなるので、染める頻度を少なくしたり、
染める時は2回に一回は根本だけ(リタッチ)などし、工夫をする事で、カラーのダメージを軽減しましょう。
または、ヘアマニキュアなどを全体染める時に併用するなどする事で、パサつ気を防ぐ事ができます。
白髪の原因
白髪は主に加齢で増えるのですが、個人差があります。
遺伝的な要因が多いですが、頭皮の老化を促進させる事で増えてしまいます。
頻繁にヘアダイで染めると白髪を増やす
過去に書いた記事ですが、こちらをご覧ください。
【白髪染めをすると白髪が増える?毛が減る?】知らないと怖い!カラーが髪の毛や頭皮に与える影響。
という事で、染める頻度が多いと頭皮が老化するため、白毛を増やす行為に繋がるという事です。
髪を乾かさないで寝ると白髪を増やす
こちらも過去記事ですが、是非ご覧ください。
36歳〜43歳の女性必見!白髪を知らず知らずのうちに増やしてる3つの習慣
自然乾燥だと、頭皮環境が悪化してしまい、白髪を増やすのですが、頭皮を清潔にする事で防げるので、頭皮は清潔に常にしときましょう。
「白髪」の対策
白髪になってしまったら、早い段階で対策をする事で改善する可能性が高くなります。
本気で治すなら当店のDコースがオススメです。
生えてくる前に髪の毛に色を組織に栄養を与える事で、再度、黒い髪の毛をつくるように働きかける事が出来ます。
※完全に戻るという事は個人差がありますが、今ある白髪を増やす事も無くなるので、白髪に悩む人にはオススメです。
ホームケアでできる対策としては、
自然乾燥しない事。
ホームカラーで安易に染めない事。
これらを徹底し、365日続ける事で、白髪の原因が、染める頻度と自然乾燥による頭皮環境の悪化であれば白髪が改善する可能性がありますので、
諦めずに続けることが大切です。
「薄毛」「ハリコシ」の原因
加齢によって、女性ホルモンが減少するからです。
髪の毛は女性ホルモンが大半です。
なので、女性ホルモンが減少する事で、「薄毛」「ハリコシ」が無くなるという悩みが増えます。
また、今まであげた悩みの中であった皮膚が下がる事でもハリコシがなくなるので、対策としてベッドスパも有効です。
どうしても、加齢とともに女性ホルモンは減少してしまいます。
だから髪は細くなり、薄毛に繋がります。
また、頭皮環境が悪くなる事で、髪の毛のヘアサイクルが乱れるので、薄毛が進行してしまいます。
ヘアサイクルに関する過去の記事です。是非ご覧下さい。
人はなぜはげるのか?
「薄毛」「ハリコシ」の対策
含硫アミノ酸という成分を多く含む食べ物を意識的に食べましょう。
アミノ酸の中でも、特に含硫アミノ酸と呼ばれる硫黄を含むアミノ酸が、髪の毛には必要です。
これは強くて抜けにくい髪の毛を作る原料になるもので他のたんぱく質がいくら豊富にあっても含硫アミノ酸がないと髪の毛は十分に成長しないのです。
含硫アミノ酸にはメチオニンとシスチンがあります。
髪の毛の育毛に必要な栄養素はシスチンですが、これはメチオニンからも体内で合成されます。シスチンが足りなくなってくると髪の毛が細くなったり、脱毛が起こったりします。
食べ物では、卵にはこの二つの含硫アミノ酸が豊富に含まれています。
また、青魚にも多く含まれます。
なるべく食事の中でバランスよく接種する事で、抜けにくい丈夫な髪の毛を作ります。
また、女性ホルモンを増やす生活習慣を心掛けてる事が大切です。
そもそも、女性ホルモンを増やすような特別な食事は存在しないのですが、バランスの悪い食生活は女性ホルモンにも悪影響です。
納豆や糠漬けなどの発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖、食物繊維などを多く摂取して腸内環境を整えること。食生活を和食中心にしてみることもオススメです。
そして、しっかりと寝ましょう。
睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れ女性ホルモンにも悪い影響があります。
遅くとも12時には寝て7時間の睡眠を確保し、寝る前2時間は食べない、寝る直前のパソコンや携帯電話は控える、寝る前の熱いお風呂は控える、などの睡眠の質を上げる心がけをしてみて下さい。
女性ホルモンを増やすことは叶いませんが、心身からホルモン対策をすることができます。
余談ですが、女性ホルモンが増えるというのは、唯一、妊娠してる時です。
妊婦さんは髪の毛が伸びる速度も早くなります。
ただ、出産すると一時的に女性ホルモンが減るので、産後抜け毛が増えたりします。
また、適度な運動をしましょう。
ヨガやストレッチは、ゆっくりカラダを動かせるうえ、深く呼吸をすることでカラダの緊張がやわらぐため、より効率的。
デスクワークをしている方は、特にこの血行と代謝が悪くなりがちなので、1時間に1回は立ち上がっての背伸びがオススメです。
まとめ
年齢をとる事は何も悪い事ばかりではなく、年齢を重ねる事で、深みもでます。
ただ髪の毛をゆっくりと遅延するとこで、年齢よりも若々しく、艶のある髪の毛を5年後、10年後も得ることができます。
今は大丈夫だけど、5年後、10年後も大丈夫という保証はどこにもありません。
根本的に綺麗な髪の毛を手に入れるなら、頭皮環境を整えて、ヘアサイクルを正常にする事が必要不可欠になります。
是非、実践して、10年先も綺麗な髪や頭皮を手に入れましょう。