髪の毛のケアは4つのことからダメージさせない事を意識して初めて効果がある

髪の毛のケアって皆さんはどれだけ意識してますか?

色々と髪に良いシャンプーやら、傷ませないドライヤーなどが出まくっているので、その分色んな情報があるので、何が良いのか?わけわからん状態ですよね?

何が髪にいいのか?を皆さん意識してますが、そもそも髪の毛を傷ませないのが第一前提としてありまして…

髪の毛を傷ませてから、どうしたら良くなるのか?と考えますが、傷ませている原因が分からなければ、いくらケアを頑張っても同じことの繰り返しになるわけです。

何が原因で髪の毛が傷んでるのか?って、具体的に分かりますか?

僕はその原因を知ってます。

というか、髪の毛が傷む原因は4つしかありません(笑)

その4つ以外に髪の毛が傷んでしまう事はないので、実はその4つさえ抑えとけば髪の毛は不必要に傷む事はなくなります。

今回はその4つをご紹介し、ついでに対策まで書きたいと思います。

もうこれで、「髪の毛のケアって何したら良いのか?」というケアジャンキーから卒業です。

髪が傷む原因 ①

髪の毛は熱を必要以上に当ててしまうと傷みます。

まぁ、これは説明しなくても大体の人は分かると思うのですが、熱と言っても具体的にどのくらい?という基準がわからないといけませんよね?

でも、美容室ごとに言ってる事があいまいみーまいー(曖昧)だし、本当のところはどうなんだろ?という事も教えてます。

ここで毛髪診断士の僕が知ってるデータでお話しすると、

全く傷んでない状態の髪の毛をアイロンやコテを同じ位置で150℃の温度で20秒間当てると約10%損傷します。

同じことを180℃でやると25%損傷します。

どういうことかと言うと、髪の毛を傷んでない状態で引っ張っると、ビョーンと伸びるけど元戻りますよね?それが150℃で損傷してしまうと10%伸びて戻らなくなるとお考えください。

という事で、コテやアイロンで巻く時は140℃なら同じ箇所に20秒間当ててもほとんど傷みません。

180℃以上の温度を使うなら、同じ箇所に当てても傷まない時間は3秒までとなります。

なので、傷まないコテやアイロンとかありますが、傷まないわけじゃなくて傷んでないように見えてるだけなので、髪に熱を必要以上に当てると髪は例外なく傷んでいます。

余談ですが、ドライヤーをする際も同じ箇所にずーと当ててしまうと、熱で傷みます。

きちんと両手を使って、ドライヤーを持ってない方の手を動かしながら、20センチはドライヤーを頭皮から話して優しく乾かせば、ドライヤーで傷むと言うこともなくなります。

髪が傷む原因② 摩擦

特に乾燥してると余計に傷みます。

よく「ブラッシングした方が良いんですか?」とご質問頂くのですが…

ぶっちゃけブラッシングはやればやるほど傷みます。

単純にジャンプする前に軽くとかす程度なら、そこまで心配しなくてもいいですが、

つれてるのに無理やりブチブチちぎれるほどのパワープレイしたり、犬が猫なんか?ってぐらい梳かすと艶が出るとかとそういう次元の前に傷んで終わります。

プラスチックのコームなどで、損傷するまで梳かす回数は訳1000回。

ポリエステル?のものだと訳3000回。豚毛などの一見優しく見える物だと8000回とかせば傷みます。

しかもこれは健康毛の話なので、カラーやパーマで既にダメージしてる髪の毛だともっと回数は少なくなります。

乾いてる髪の毛だと摩擦が生じてしまいキューティクルが傷みやすいので、朝起きてスタイリングする際にブラッシングする方がいますが、コツとしては若干湿らす事で、ブラッシングの摩擦から髪の毛を軽減できます。

なのでブローローションとかオススメです。

髪が傷む原因③紫外線

真夏とかは帽子被りましょうね。

紫外線を浴びると傷むので、髪用のUVスプレーなどが対策してオススメです。

特に気をつけたいのが、夏に海とかに行くと海水が髪の毛につきます。それが紫外線にあたると乾いてしまい塩水で髪の毛が傷んでしまいます。

なので海に入る前は、まずはシャワーで髪を十分に濡らしてから入る事で、海水の分量を減らせるのでオススメです。

その辺の詳しい内容は別記事に書いてますので、こちらをどうぞ。

海水から髪の毛を守る方法

髪が傷む原因④美容室の施術

これは仕方ない事ですが、美容室のカラーやパーマなどの薬剤を使う施術が髪の毛を傷ませる原因になります。

全く傷まないカラーやパーマは存在しません。

傷まないと言われるようなカラーやパーマは、なるべく傷ませないように工夫してるのです。

数字で表すと、

カラーやパーマが10程度傷むとしたら、前処理とかで3増やしといて、中間処理とかで5まで減らして、後処理で、1減らすみたいな感じです。

施術前0 前処理+3 カラーパーマ−10 中間処理+5 後処理+1で、

0+3−10+5+1=−1

みたいな感じです。

なので、出来る限り施術によるダメージを軽減したりする必要があり、

もともとが凄く傷んでる髪の毛に施術をする場合は、無理してやるものでもなく、傷んでしまってると出来ないもんだという認識も必要です。

対策としては、カラーやパーマをする時は計画的にやる必要があります。

カラーしたらトリートメント。パーマしたらトリートメント。ではなく、傷んだらトリートメントだと遅いのです。傷ませないためにトリートメントをして、基礎体力を増やさないとダメージに繋がります。

その辺の詳しいこともこちらの記事をご覧ください。

カラーや縮毛矯正をした後のトリートメントが原因で髪が傷む?その理由とは。

まとめ

いかがだったでしょうか?

髪の毛が傷む理由は4つからなります。

①熱

②摩擦

③乾燥

④美容室の施術

以上の4つです。

これらをしっかりと理解し対策をする事で、不必要に傷ませる事が減ります。

何をしても髪の毛が傷んでしまうと悩んでる方は、まずはこれらのことを意識してみて下さいね。