カラーや縮毛矯正をした後のトリートメントが原因で髪が傷む?その理由とは。

カラーや縮毛矯正をしたらクーポンのセットメニューで、カラー+トリートメントってなってるから、

「なんとなく単品でやると傷むし、セットの方がお得だからやっとくか?」

っていう事で、トリートメントをセットで考えますが、傷むからトリートメントをするというより、傷ませないからトリートメントをやると考えると、施術後にトリートメントをするのが果たして良いのか?

って考えたことありませんか?

altemaでは全てのメニューにトリートメントがついてますが、それにはきちんとした理由があります。

髪が傷むからトリートメントをする」は間違い

そもそもですが、髪の毛はいろんなところで言われてますが死滅細胞(死んでる細胞)ですので、基本的には傷んだら治りません。

一般的なトリートメントは、傷んでしまった髪の毛にトリートメントを施し、どれだけトリートメントの持ちがよくなるか?で髪質が変わってきます。

なので、カラーしたらトリートメント。や縮毛矯正したらトリートメント。は、傷ませた髪にトリートメントをして、カラーや縮毛矯正の施術直後の髪のダメージを一時的に誤魔化してるだけなんです。

本来は髪の毛をどれだけ傷ませないか?という事が重要になるので、髪に優しい薬剤、施術工程で、髪の毛に対して負担が極力かからないような、カラーや縮毛矯正をしてあげないとダメなんです。

料理してる時に、誤って指を包丁で切ってしまったら、絆創膏をして止血しますよね?

そんで治るわけですが、絆創膏には皮膚を再生する力はないですよね。勝手に皮膚が自己治癒してくれるだけでして…

髪は皮膚と違って自己治癒なんてしません。

なので、一般的なトリートメントって髪に上質な絆創膏してるようなものなんですよ。

その絆創膏がいかに、手触りをよくしたり、取りにくくしたりしてるという事です。

だから、カラーや縮毛矯正を繰り返してる髪の毛は、ダメージしてる箇所を切るか、トリートメントを継続するかありません。

トリートメントをやめるとダメージが露点してくるのです。絆創膏が剥がれると、元々のダメージが出てしまうからなんです。

という理由から、altemaでは縮毛矯正やカラー時に、施術時の前処理、中間処理、後処理としてトリートメントを行わないとカラーや縮毛矯正の薬剤で髪が傷むため、髪にできるだけ負担を減らしつつ、栄養を入れるという意味でトリートメントをすることが絶対必要だと考えてます。

また、薬剤を使うメニューでは、セットメニューとしてトリートメントを施術後に行うことで、

美容室でカラーや縮毛矯正をしたから傷む。

ということが、

自宅でも傷む。

という事に変わってきます。

美容室帰りでも髪が傷み続けてしまう理由とは?

カラーや縮毛矯正などの薬剤を使う事で、髪の毛が傷むのは分かりますが、

カラーや縮毛矯正をしたら必ずトリートメントしてるのにもかかわらず、家に帰ってからでも美容室のダメージは継続して傷み続けてしまいます。

そんな悲しいことはないですよねー。オーマイガーです。

なぜ家に帰ってからでも傷むのか?

これは、カラーや縮毛矯正をすると、髪の毛がアルカリ性に傾き、その薬剤が残留し、トリートメントによってシャンプーだけでは取り切れなくなるからです。

具体的には説明すると、

髪の毛がもっとも安定してる状態は弱酸性といって、お肌は弱酸性と浸透してるように、髪も弱酸性がもっとも安定してる状態です。

これが、カラーや縮毛矯正の薬剤で、アルカリ性や酸性に傾きます。

下の図を見てください。

この緑色の丸が、髪の毛の安定してる状態だと思ってください。

ここから、カラーや縮毛矯正をするとこうなります。

アルカリ性に傾くのです。

ただ髪の毛は優秀なやつなんで、勝手に弱酸性に戻ろうとします。

この弱酸性に戻る時に必要なのは、空気に触れされる事でして、そうする事で髪の毛の酸化を促進するので、弱酸性に戻ります。

ですが、完全に戻るには3日ぐらいかかります。

その3日の間にトリートメントを施すと、なかなか弱酸性に戻らないんですね。

しかも、すごいもちの良いトリートメントとかしちゃうと余計に後から傷むんですねー。 

すごいもってしまうファンデーションみたいなもんです。

怖いですねー。

なんか、ガタガタと音がしたので、襖をゆっくりと開けてみると、そこには…!!

みたいな、稲川淳二が代弁して言ってくれんじゃないかと思うぐらいに怖いですねー。

しかも薬剤は残留してしまうので、これを施術では取らないと行けません。

ですが、心配しなくても美容室でのメニューで薬剤を取るのはあります。炭酸泉などが代表的なメニューです。

また、きちんとアルカリキャンセルとか、バッファーなんて言われてるものもあります。

もしくは、もともとメニューの一環としてとってるところもあります。

ただ、厳密には施術した日には完全には物理的に取れません。10%ぐらいはおそらく残ります。

なせか?

浸透してしまうので、表面に出てきずらいからです。

肌のターンオーバーと一緒で、浸透してしまうと、表面に出てくるまである程度待たないといけないのです。

ですので、やっぱり3日ぐらいかかります。

なので、本当に厳密には施術してから3日は髪の毛洗うと少しだけ色落ちなどします。ほんの少しだけ…。分からないぐらいですけど…。

いけるなら、カラーしてから3日とか頭に洗わないとかすると、腐った魚の匂いが頭皮からするのと引き換えに色持ちとかよくなります(笑)

まとめ

トリートメントするオススメのやり方は、

カラーや縮毛矯正をする前段階として、トリートメントを先にしてから、別日にカラーや縮毛矯正をするか、

カラーや縮毛矯正をしてから、3日ほどあけてからトリートメントをするか。です。

altemaではトリートメントとしてというよりも、

施術と同時に栄養素を入れたり、薬剤の処理をしたりするので、薬剤のダメージを極限まで減らしたり、残留物を可能な限り取ったりをしてます。

美容室で髪を傷ませない。

将来、髪の毛が美容室の施術ダメージにより低下しない。

を徹底して行っております。