【美容師の技術力】上手い人と下手な人はなにが違う?

現役美容師なんですけども、偉そうな事をタイトルにしてみました。

たまに頭の中で考えてる事を書いてみたくなる衝動に駆られるのですが、こんな事を考えたりしてました。

美容師の上手い下手はどこで決まるのか?

結論から言ってしまうと、

お客様の要望を叶えらるかどうか

これに尽きると思います。

これで上手いのか下手くそなのかが決まると思います。

林檎が欲しいと言ってるのにバナナ持ってる人

「絶対バナナの方が良い!!」

って、勧められてもりんごが欲しいと思ってる人には意味ないと思ってます。

お客様がこうなりたい!!って、言った要望をそのまんま叶えらる人が上手い美容師だと思います。

そして、もう一歩踏み込むなら、「こっちのりんごはもっと甘くて美味しいですよ♪」

って、当初よりも意図と目的を出すと感動になるんだと思います。

要望と違うのにされてしまったら、

「下手くそ!!二度と行かない!!」

って、事になるんだと思います。

接客業かプロか

よく言われるんですが、

「接客業って大変よねー。」

って。

私、美容師が接客業だと思ってませんw

接客はしますが、それは付加価値と言いますか、話するのも大好きなんですが、それが目的だとは思ってません。

【要望を叶えられる人こそ美容師として上手い】

って、言っといてあれですが、叶えられない事もあります。

例えば、

ものすごいダメージ毛で、ブリーチ毛とかで来店されたお客様がいたとして、その方が「パーマしたい」と言ったら断ります!!

どんなにお願いされても断ります。

何故か?

それは、今の髪の毛の状態ではパーマはかけられないor綺麗にかからないからです。

ただ断りはしますが、行く行くはかけられるような状態に持っていくようにおススメします。

例えば、

「巻き髪みたいな髪型!!」

と言う要望があったとして、コテとかめんどくさいから巻きたくない!!となったら断ります。

「ブリーチ毛に縮毛矯正とかしません」

何故か?

物理的に出来ないからです。

なので、その辺もきちんと理解をしてもらえるように努めます。

お客様の意識を変えるのも必要だと思ってるからです。

それは、プロだからです。

プロとしてお金を頂く以上は、要望を叶えていけるように努めていきますが、物理的に出来ないことには、きちんと説明して理解してもらえるようにしてます。

また、そのように納得してもらえるような説明をキチンします。

無理してやりません。

「傷んでもいいから」

「変になってもいいから」

と言われる事もあったりしますが、やりません。

プロだからです。アマチュアではないんでw

サービス業かプロかの違いと思います。

お客さんとのギャップをきちんと埋めるようにしてます。

商品価値を高めていく

要望を叶えられるように自分自身を高めて商品価値をあげていけるように今後も精進して行きたいと思う今日この頃です。