洗い流さないトリートメントオイルは付ければ良いってもんじゃない。

突然ですが、洗い流さないトリートメントって使ってますか?

別名アウトバストリートメントとも言いますが、基本的に乾かす前に使う方が大半ではないかと思います。

このアウトバストリートメントですが、種類が大きく分けて3種類あります。

オイル系 乳液系 ミスト系

の3種類

1番メジャーなのがオイル系でして、乾かす前に使う事もあればスタイリングとして使う物もあります。

そんなアウトバストリートメントオイルについて、先日お客様からのご質問で、

「アウトバストリートメントオイルって意味あるの?」

と、質問がありました。

意味はあるんだけど…、

まぁ、シャンプーしてトリートメントして、アウトバストリートメントしてとなると、このアウトバストリートメントってなんなの?って疑問に思ったのだと思います。

実は使い方によっては、オイルって髪にとって毒にもなる事もあります。

今回はアウトバストリートメントの中でもオイル系が、正しく使わないとかえって逆効果ですよ!!

という記事になってますので、どうぞご覧ください。

コテやアイロンの前に使うのは要注意

毎日巻いたりしてる方に多いのが、熱で傷むのを気にして洗い流さないトリートメントオイルを付けてから巻いてる方が非常に多いのですが、つけすぎ厳禁です。

オイルがベタつくまで沢山つけてしまうと、髪に余分な皮膜を作ってしまうので、髪の毛に熱が伝わりにくくなり、巻きがあまりつかなくなります。

すると、高温でコテやアイロンを使用するといったことになります。

熱で傷むからとオイルで保護したはずなのに、熱がそもそも高くなったりしたら、オイルごときじゃ熱から髪を保護なんてできないので、傷みまくります。

髪を熱から守る1番良い方法は、

低温でいかに形がつくか?

です。

ですので、アウトバストリートメントオイルは、少量で指通りが良くなる程度で十分過ぎるほど効果はあります。

コテやアイロンの熱ダメージから保護する事は、オイルではそこまで無いので、それなら必要最低限の適量にし、コテやアイロンの温度を極力下げて、形がつくギリギリにした方が髪には良いです。

スタイリングで濡れ髪って、落ちなくなるからやめない?

スタイリングで使用する時も要注意です。

乾燥するからとたくさんつけて、濡れ髪スタイルにする人もいますが、

やり過ぎると何日も風呂入ってないのか?みたいになるのでオススメ出来ません。

オイルは髪にたくさん付ければつけるほど良いと勘違いされてる方もいますが、たくさん付けるとシャンプーでは落としきれません。

特に髪の毛を労る洗浄力の優しいシャンプーでは、たくさん髪についてしまったオイルは落ちなくなり、なんか洗っても洗ってもベタベタした髪になります。

それは、オイルが酸化物として髪に残留してしてるからなんです。

これをシャンプーで落とそうとすると、洗浄力の強いシャンプーを使わざるを得ないので、結局シャンプーの洗浄力で髪がパサつくので傷むという事になります。

まとめ

髪にオイルは付け過ぎる事で、逆効果になる場合もあることが分かって頂けたでしょうか?

これだけ言っといて何ですが、髪にとってオイルは必要な物でもあります。

シャンプーにもオイルは入ってますし、カラー剤の中にもオイルは含まれてます。

それは、髪に艶や指通りが良くなるから配合しているのです。

髪を手触り良くしたり、艶を出すためにはオイルは必要不可欠な物なんです。

ただ、たくさんつければ当然ベタつくし、酸化物としてシャンプーでは落としきれなくなる為、髪にとってダメージの原因にもなります。

料理でも調味料は適量が1番良いですが、塩とかたくさん入れたら胸焼け起こしたり、具合悪くなりまくりますからね。

なんでも適量が良いってことですね。