本日は、「毛先が跳ねてまとまらない」というお悩みを持つ髪質の方の施術例です。
よく当店では、「髪の毛は伸ばしてるので、あまり形を変えたく無い!!」という人が多い。
そして、この質問の答えを先に言ってしまうと、「そういう毛質と長さだからです。」
特に跳ねる!!と悩みのスタイルで多いのが、ボブが伸びてきてスタイル。
そのまんま伸ばして来て、だいたい肩まで毛先がきた時に、外側に向かって反り返ってしまうのです。
ビフォー
明らかに原因は、肩にあたるから髪が跳ねるという典型的なスタイルです。
今すぐ解決するなら、肩に毛先が付かないように切ってしまえば終わりなんですが、髪の毛は伸ばしてるという事なんで、長さは今回は整えるだけ。
アフター
長さはほとんど切ってません(笑)
髪の毛の長さ的には鎖骨を越えてくるともう、もう少し扱いやすくなり、やりやすくなる長さになります。
よく、この手の悩みの方がやりがちなのが、毎朝アイロンやコテで髪の毛を内側に巻く!!
まぁ、跳ねてしまうので気持ちは分かるのですが、余計に跳ねてしまいます。
なんでかというと、毛先が跳ねてしまうので、毛先ばかりやってしまうと、毛先が固くなるので余計にピンピンしちゃうのです。
髪の毛は乾いてる状態で、160度以上の熱を約3秒以上同じ箇所に加えると、タンパク編成といって髪の毛のタンパク質が固まり、毛がバサバサになります。
毛先ばかりやるのでどうしても、タンパク質が固まってしまいます。
すると負の連鎖のスタートです。
跳ねてしまうのは、ケアでは一時的に収まりますが、ある程度の長さまで伸ばすつつ、ケアをするという方法が、「跳ねてしまうけど伸ばしたい!!」
には、1番いいのかなぁー?っと、思います。
個人的なは跳ねても、それはスタイルの一環としてアリだと思いますが、毛先を跳ねさせるスタイルなら、現時点の髪の毛は毛量があるので、向きません。
もう少し軽くしないと、ただの寝癖みたいになってしまいますし、そもそも伸ばしてるのに軽くしたら、それこそ伸びるのが遅くなるので、量を安易に減らすというのは、今回のお悩みのケースではやりませんでした。
同じような髪質でイマイチ毛先が跳ねてしまう方は、肩にあたらないようにカットするか、ある程度の長さまではケアをしつつ頑張るか?
という2つの選択があります。
髪の毛を伸ばしてるけど、切りたく無い!!しかも綺麗に伸ばしていきたい!!
そんな方は是非参考にしてみて下さいね。