今日は、「髪質が細く、パサつきやすい」髪の毛の施術例です。
【素材DETA】
・髪の毛が細い
・柔らかい
・緩やかな癖がある
・カラーを定期的に繰り返している
・ダメージレベルは10段階評価のうち4レベル
カラーを定期的にしている割には、髪質はかなり良い方です。
日頃のケアを頑張ってるのが髪の状態からも分かります。(だいたいカラーしてる人は10段階の2ぐらいなんで。)
カラーしている方で色も色持ちが悪いって方がいますが、その対策として濃く染める方法が一般的ですが、髪状態をしっかりと判断しないと危険です。
過去に縮毛矯正やブリーチをしていないか?今後明るく染める予定はないか?など、先のことをを考えたカラー提案をしていかないと、カラーの色は積み重ねです。かならずしも一回で結果を得ることができるのか?は髪質によります。
ちなみに余談ですが、縮毛矯正されてると通常よりも色が濃く入ります。
縮毛矯正毛に黒染めとかすると最悪です。もう漆黒の闇みたいになります。
「しばらく明るくしないいや。」
って夏休み明けの学生さんとか軽い気持ちで黒染めしてしまうと、毛先は海苔みたいな色になって、伸びてきた地毛の方が明るいなんておかしなことになりかねません。
しかも、施術したところは何年経とうが脱色しない限りほかの色には染まらないので、ノリで挑戦しない方がよろしいかと個人的には思います。
使う商材
基本的には10種類ほどの商材はつけていくのですが、まずは保湿です。
とにかく保湿です。感想は肌にも髪の毛にも天敵です。
トリートメントで多いのが、手触りを良くしようと油分が多く入ってる物があります。
確かに艶も出て、手触りも向上して、今ならインスタバエ?ってなりますが、コーティング剤になってしまうので、実際には髪の毛の内部補修が出来ません。
結局、髪質が良くなるかと言うと・・・、なりません
After
気持ちのいいぐらい真っ直ぐになりましたね(笑)
別にストレートや縮毛矯正をしたわけではないのですが、髪の内部の水分量、たんぱく質が入ることで髪のダメージ個所がなくなり、面が整うことで一時的に髪の毛が真っ直ぐになります。
洗うことで癖はある程度、もとには戻りますがゆる癖などは髪質改善だけで、だなくなる事もしばしばあります。
すごく写真では分かりにくいですが、カラーしていないのに髪の毛が少し染めたようになります。
それは、髪の毛の空洞が髪質改善の栄養分で埋まっているの為です。
カラーの色持ちの話に戻りますが、カラーを持たせたい場合は、
①暗く染める
②もともとベースの色を明るくさせない程度にする。
③頻繁に同じ色で染める。
ですが、ここでここで第4の方法です。
④保湿し、適切なケアを複数回する。
みんな面倒になりやらないんですよね(笑)
どっか楽な方法がないもんか?って模索するのですが、上記にあげた以外の方法は今のところ分かりません。
髪のケアは、適切なホームケア、適切な施術、髪にあったケア方法で変わります。
途中でメンドーってならないように、小さなことからコツコツ積み重ねていくイメージで、まずは必ず髪の毛は乾かす!!など簡単なことから始めていきましょう。
ちなみに、この写真の方は、毎日トリートメントとアウトバストリートメントと、ドライヤーは必ずすることを徹底しているだけだそうです・・・。