お客様の髪の毛のダメージで最も多いのが、カラーによるダメージ。
美容室で1番出るメニューは、【カット+カラー】
染めるのはマストとなっている時代ですよね?
ですので、カラーによる髪へのダメージは避けて通れなくなっております。
実は、髪の毛のダメージは8割は美容室での施術。
そのうちの9割はカラーによるダメージです。
そしてカラーによるダメージで起こる現象として、髪の毛の褪色ムラがあります。
カラーによるダメージで毛はムラムラになる
カラーによるダメージで、髪の毛がどんな風に褪色ムラになるかというと…
こんな風になります。
一見ハイライトが入ってるように見えますが、ハイライトは入ってません。
明るく部分的に染めてるように見えるのは、カラーが褪色していく過程で髪の毛それぞれにダメージに差があるから起こる現象です。
傷んでるところほど、光の屈折加減で明るく見えているのです。
個人的には、これはこれで綺麗ではあるのですが…
髪の毛にダメージの差があるので、一般的なケアをしてもなかなか綺麗にはなりにくいのと、
毛先まで染めてもすぐに同じように褪色してしまい、ひと月も色が持ちません。
傷んでるとカラーの持ちが悪くなる
髪の毛が傷んでくると髪の空洞化と言って、ストローみたいに中身がなくスカスカの状態になります。
そこにいくらカラーの染料を入れても、どこにも定着する事が無いので、染料そのものが通過しやすく、
髪を洗う度に色が抜けていきやすくなります。
そうすると必然的にカラーを頻繁に染めなくていけなくなり、余計に傷みやすくなると言う負のループに陥ります。
髪の毛の中身を埋めてから染めるべし
カラーの定着を良くするためには、まずは空洞化してしまった髪の毛の中身を栄養分で埋める方が染料が定着しやすくなります。
髪の毛の中身が詰まることで、染めた時に染料が詰まり、髪を洗ってもすぐに抜けたりとしなくなります。
1番分かりやすい例で言うと、
ブリーチをすると脱色する事になるので、ブリーチは染めるよりも髪の毛の中身を抜く施術ですので、ブリーチ後のカラーは色は鮮やかに染まりますが、定着はめちゃくちゃ悪くなります。
染めるよりもトリートメントした方が色ムラは無くなる
髪の毛の空洞化によって、ハイライトみたいにムラに抜けてしまうので、トリートメントをするだけで、色ムラはなくなります。
こちらが髪質改善トリートメントを施術した後の髪の毛の状態になります。
もちろんカラーは一才しておりません。
トリートメントだけで髪の毛の中身をビッシリと栄養で埋めたことで、空洞化がなくなり、光の屈折が部分的に起こることなく、まるで髪の毛を染めたみたいに色が均一になりました。
比較するとこんなにも違います。
いかがでしょうか?
筋張って見えていた髪の毛の色ムラがここまで無くなりました。
カラーによるダメージが気になるけど、褪色ムラが気になる方は、全体を染める前に、まずは髪の毛の空洞化を埋める事からやると、
褪色しにくく、なおかつ色のムラが無くなるので、頻繁に染めなくてもよくなり、同じ色ならリタッチだけで済むようになる為、全体染める頻度が減ります。
よって髪の毛は傷みにくくなると言う状態を作れます。
「染めるのはやめたく無いけど、傷むのもどうにかしたい!!」
そんな方は是非とも参考にしてみて下さい。