白髪ぼかしというカラーをして髪が傷んでしまった事例

「最近、白髪が気になり出して、白髪染めするのは嫌なんで白髪をぼかす為にハイライトを入れてるのですが、髪が傷んできてしまって…」

という事で、当店にご来店頂きましたお客様の事例になります。

before

まずはこちらをご覧下さい。

ハイライトがたくさん入っております。

白髪は2〜3本しか今のところ見つけた事がないそうで、それが気になってしまいぼかす為に、ハイライトをたくさん入れたそうです。

ところがハイライト(メッシュ)はブリーチなので、やはり髪は傷みやすくなります。

根本が伸びてくると、再びハイライトを増やす事になります。

ハイライト(メッシュ)は全体にブリーチをやるよりも部分的に色を抜くので、髪の毛のダメージを考えるとなんだかまだマシな気がしてやる人も多いのですが、

伸びてくるたびに増やさないと行けなくなるので、結局は傷むのが早いか遅いかの違いになります。

ホームケアのアドバイス

ハイライトがたくさん入ってると一般的なケア(シャンプーしてトリートメントしてアウトバストリートメントして乾かして寝る)だけだと間に合いません。

髪の毛が傷んでくると、脱色してるところはキューティクルが剥がれてパサつくので、それらが重なりあうと広がってしまい収まりが付かなくなります。

お客様自身もヘアオイルを付けないとまとまらないとの事で、日頃からスタイリングとしてもオイルを使ってました。

ただし、オイルは油分になるので、その後のドライヤーやアイロンなどの熱からは守りますが、どちらかと言えば今は脱色してる髪の毛の中身がない状態なので、保湿をしたいのです。

ですので、オイルよりも乳液やミストタイプのアウトバストリートメントの方が適してます。

オイルよりも浸透しやすく、髪の毛の保湿に向いてます。

なので、アウトバストリートメントをする時は、乳液やミストタイプを付けた上でオイル系を併用すると、乾燥してパサつく髪や、ブリーチして中身がスカスカになってる髪には有効です。

そして、これ以上ハイライト(メッシュ)を増やしていくと髪の毛は傷むだけなのでやめる。

というか髪の毛のダメージの原因が白髪をぼかす為にやってるハイライト(メッシュ)なので、それをやり続ける限り、髪の毛の改善は見込めなくなります。

1ヶ月に1回やってるそうなんで、そりゃ傷むよね?って事なんです。

解決案として、現時点で白髪が3本しかなくてそれをぼかす為にハイライトしてるのなら、普通に染めても目立ちません。

なので、根本が伸びてきたら普通のカラーでリタッチとして染める。根本は付けないようにギリギリ浮かして染める。

普通のヘアカラー活性酸素が出てるので、根本に付けてしまうと、それが原因で頭皮が老化して白髪が増える可能性があるので、これ以上白髪を増やす原因を作らない為、根本は少し浮かして染める。

カラーしたら、炭酸泉などでしっかりと残留アルカリ剤を落とす。

シャンプーやトリートメントは、シリコン入り物が今はオススメ。

オーガニック系やノンシリコンなどを使うと、髪質的に軋む可能性があり、摩擦でもっと傷むので、今はシリコン入りシャンプーを使う。

after

髪の毛の中身が無くなってしまい、髪が硬くなりごわついてしまっていたので、

髪の内部補修をし、保湿をメインで行いました。

キューティクルが剥がれてしまい手触りが悪くなり、見た目もパサついてしまっていたので、擬似キューティクルを作り、手触りや艶をだしてあります。

結果として髪が柔らかくなり、手触りもサラサラとして、見て分かる通り艶が出ました。

ハイライトなどはデザインとしてとても魅力的ですが、相当気をつけて行わないと髪はすぐに傷みます。

ブリーチは髪の毛の色味的に発色良くなりますが、中身をぶっこ抜く行為なので、何もしてない髪の毛と比べて耐久性が著しくおちます。

普段のシャンプーや、時期的な乾燥、ブラッシングの摩擦。コテやアイロンの温度。ドライヤーの当て方や時間。最適なヘアケア選択。などなど…

ハイライトをやると決めたのなら、これらもきちんと見直していかなければなりません。

髪の毛が綺麗だとハイライトもデザインとしてとても綺麗に見えます。

白髪をぼかす為にハイライトでデザインとして行ったのに、髪がボサボサしていたらデザインが悪くなり結果として意味ないですよね? 

せっかくやるなら髪の毛も綺麗に見えた方が、良いのです。

白髪ぼかしのハイライト。デザインとしては良いけど、髪の毛は傷みやすいので、やるならそれ相応のケアをする覚悟を持ちましょう。