皆さんはどのくらいの頻度でヘアカラーをしていますか?
カラーのやり方や種類にやると思いますが、大体は1〜2ヶ月に1回ぐらいではないでしょうか?
そのぐらいになると、根本が伸びてきたり毛先の褪色があったりするので、染めることでダメージを気になる場合、
根本、根本、全体、か、2〜3ヶ月に1回染めるとかで、分けて染めたりしますよね?
そしてみんな気になる
どうしたら色持ちがよくなるのか?
カラー色持ちを良くなれば、髪の毛の負担も減るし、染める頻度も減るので髪の毛が綺麗になります。
ぶっちゃ染めないのが1番髪に負担がなくなるのですが、
染めない!って現代人にしてみたら、白髪のない男性ぐらいなもんではないですか?大体みんな染めません??
という事で、今回は、【ここさえ抑えておけば色持ちが良くなる事3箇条】を紹介したいと思います。
①美容室で染めたら必ず炭酸泉しよう
こちらのお写真の方、毎月染めてるみたいですが、前回染めてからちょうど1ヶ月経っての髪色です。
ご本人も色が持たないとお悩みでした。
そんな方にオススメなのが、カラーした時には必ず炭酸泉をしましょう
炭酸泉って、美容室のメニューとかに今はほとんどオプションとかで付いてますよね??
なんかあれって、血行をよくしたり汚れを落とします。って、ことしか説明されないので、
それだと炭酸泉の重要度が低いと感じちゃうので、やらないって人もいますけど…
カラーした時はめちゃくちゃ重要です。
一般的なヘアカラーは(ヘアダイと呼ばれてるやつ)、アルカリ性の薬剤を使います。
髪は弱酸性が1番安定してる状態なのですが、カラーをするとアルカリ性に傾きます。
その時に、髪にアルカリ性の薬剤が残留してる状態になります。
それを炭酸泉でしっかりと落とすのです。特に白髪染めなど頭皮にベッチャリ付いてる場合、シャンプーだけだと頭皮の酸化物はなかなか落としきれません。
そう言ったものをしっかりと取り除かないと、ダメージの原因となり、いくらトリートメントしても、取りきれてない上からトリートメントしてしまうと、逆にそれが理由で傷みます。
すると、カラーも色持ちも、髪がダメージでてると髪の中身が空洞化になってるので、染料がただ通過するだけでの色持ちが悪くなる髪の毛になります。
また余談ですが、頭皮に酸化物として残留すると、頭皮の乾燥を促進するので、薄毛や白髪の原因になります。
今では炭酸泉だけじゃなく、カラーのアルカリ剤を除去してくれるバッファー剤やカキタンニンなどの薬剤を使う美容室も出てきております。(もちろん当店もやってます。)
ですので、将来的な頭皮や髪の毛の事を考えるのであれば、そういったものを選ぶのも1つの美容室選びの基準としても良いと思います。
②染めた日から3日は洗わない
多分臭くなります(笑)
3日頭洗わないとか臭くなるので、特に部活やってる男子高校生などは女子に嫌われたくなければ、毎日洗って下さい。
3日洗わないというのは、具体的にどう言うことかと言うと、
①で説明したように、髪の毛は弱酸性というph(水素イオン指数の事)が1番安定してる状態なんです。
それがカラーをすると炭酸泉で除去しても、髪は薬剤の影響でアルカリに一時的に傾いてしまいます。
それが空気に触れる事で少しずつ弱酸性に戻って行きます。これを空気酸化と呼びます。
その期間は約3日
そして、その3日の間に髪の毛を濡らすと10%は色が落ちてしまいます。
という理由から3日間は髪を洗わない方が色持ちが良くなるという事です。
ただし頭皮が臭くなるので、彼氏彼女に嫌われたくない人は、10%落ちても良いカラーでそもそも濃く染めるというのも1つの方法です。
③最初に頻繁に染めつつ色を変えない
色が定着するまでは間髪いれずに染めるのも1つの方法です。
特に月1で染める方は、毎回同じ色で染めて下さい。
カラーの色味をコロコロ変えてしまうと、色の下地が変わって出来てしまい、色が定着しません。
毎回同じ色で染めると、土台が出来上がるので、その上染めていけると、色は持ちます。
1回カラーで求めてる色を作るのではなく、最終的にその色を目指す上で、どのくらいの頻度で染めていけば良いのか?と考えていくと良いと思います。
最初の写真から染めた感じです。
目的は1トーン暗い色にしたいとの事ですが、こちらだと結構暗くなりましたよね?
これを定期的に染めて定着させれば、4ヶ月とか普通に保つようになります。
まとめ
①炭酸泉をする
②3日洗わない
③頻繁染めつつ色を変えない
という事で、それぞれに言えるのは、一度で結果を求めるのでなく、将来的にその色を作っていく考えてみて下さい。
髪の毛は染めることで負担があります。
一回で無理して求めてる色を作ろうとすると、それだけ負担がかかってしまます。
すると色味なんですぐに抜けてしまいます。
何回かに分けて、どういうプランで髪の毛を染めて行こうか考えてみるのも1つの方法です。
色持ちがトリートメントを良いものにしても、全然意味がないので、そんな方は是非参考にしてみて下さい。