カラーの施術の1つにハイライトと呼ばれる技法があります。
メッシュとも言われますが、部分的に髪の毛を明るくして(脱色)髪に陰影や立体感をだしていく施術です。
髪は一色で染めると立体感が出づらくなってしまうで、少しカラーの色味に飽きて来た方や、根本が伸びてきても目立ちにくくなるというメリットもあります。
ただし、部分的に脱色とかをするので髪は傷みやすくメンテナンスが若干面倒くさくなるという
デメリットもあります。
今回はそんなハイライトが入ってる髪の毛の事例です。
before
ビフォーです。
部分的にハイライトが入ってる髪の毛です。
ですが、せっかくのハイライトも髪の毛がバサバサだと非常に分かりにくく、単純に色むらに見えてしまいます。
なんかカラー失敗したんか?みたいになってしまいます。
これだと非常に勿体ない。
素材DATA
・髪質 柔らかい 細毛
・量 普通
・ダメージ 乾燥していて絡まりやすい
・履歴 カラー ハイライト
髪の毛は柔らかく猫っ毛さんです。
猫っ毛って羨ましがられますが、傷みやすく乾燥しやすいので、猫っ毛は猫っ毛で髪の毛の良い状態をキープするのは大変です。
そして、このお客さんの髪質は皆んなが憧れる猫っ毛中の猫っ毛さんです。
人が5回カラーするのと、こちらのお客さんが一回カラーするのと同じレベルぐらい繊細な髪の毛の持ち主です。
こういった髪質の場合、普通にカラーすると速攻で髪は傷みます。
必ずカラーの前処理をしっかりとしながら染めて、後処理でアルカリ除去などをしてくれる所で染めましょう。
after
パサついて絡まりやすくなっていた髪に、栄養素を入れ、表面を滑らかに整えた状態です。
いかがでしょうか?
バサバサで髪の毛があっちゃこっちゃなってると、せっかく入れたハイライトが分かりにくく、
ヤンキーのカラーが褪色してる。
みたいに見えちゃってましたが、髪の毛が均一に整い髪の表面のキューティクルが整うと艶も出て、ハイライトが生きて来ます。
こうやってみるとハイライトが綺麗に見えてデザインカラーの意味をなしてきます。
デザインカラーしたけど、髪が傷んできて、なんかカッコよく見えない!!
ヤンキーみたいにしか見えない!!
そんな方は是非とも参考にしてみて下さい。