密かに流行ってるのか?
湯シャン
皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
湯シャンとは?
湯シャンとは、シャンプーやリンスを使わないで、お湯だけ(38度ぐらいのぬるま湯)で髪を洗う洗髪方法。
湯シャンの効果は、「頭皮の皮脂の分泌を抑える」ことや「頭皮環境を整える」といわれています。
シャンプーの強すぎる洗浄力などが、頭皮に必要な脂(皮脂)までも洗ってしまう事で、乾燥を防ぐために皮脂がたくさん出ることが起きます。
しかし、湯シャンならシャンプーしないから、必要な皮脂まで洗い流さないで、乾燥を防いで頭皮環境が整う。
と、なってますが…
シャンプーしろ(笑)
もうね、声を大にして言いますが、
普通にシャンプーしろ!!
湯シャンで、皮脂の必要な脂を取らないようにするってなってますが、正しい湯シャンのやり方を知らないと頭皮は大変な事になります。
乾燥してるなら湯シャンはたまにやる程度
そもそもとして、頭皮が乾燥してるのですか?
って事なんです。
僕の経験上、頭が痒いからといって、シャンプーを爪を立ててゴリゴリアホみたい洗ってる人が過去にいましたが、
その人の頭皮をみたら、乾燥して赤みが出てしまい、頭皮が粉を吹いてました。
頭皮が洗い過ぎる事で乾燥して、それが原因で痒みが出てるという負のループに陥っていたのです。
こういうケースなら、シャンプーは控えることは理にかなってるので、しばらくは湯シャンに切り替え、頭皮の皮脂をある程度出して、乾燥から守るべきですが、
普通に生活していて、特に乾燥してるわけじゃなければ、毎日の汚れは確実にシャンプーで洗い流しましょう。
皮脂は積み重なってくると、垢となります。
洗顔と同じで、朝、顔を洗うならお湯だけで洗う方が、顔の脂を取りすぎることがないので、オッケーですが、夜は一日中外に出ていたり、メイクしたりしたら洗顔料で洗いますよね?
それと同じで、外にでたら、髪の毛には埃やウィルスなどが付きます。
それらから守るために髪の毛は存在するのですが、
シャンプーで洗わないでいると、フケなどがたまります。
角質となり、シャンプーだけではなかなか落としきれなくなります。
次第に毛穴につまり、頭皮環境が悪化し、白髪を誘発したり、薄毛にも繋がりかねなくなります。
歳をとってきて、頭皮が硬くなり、カサカサの頭皮になるのであれば湯シャンでも良いですが、30代とかで湯シャンとか、普通の人はそこまでなりません。
もし、どうしても湯シャンをしたいのであれば、
夜にシャンプーして、寝汗をかいて気持ち悪いから朝方湯シャン
とか、
美容室で施術してもらった夜に湯シャン
とか、
明日は休みだから、頭洗うのめんどくさい!!から、週に一回湯シャン
とか、併用してやりましょう。
毎日湯シャンやると、頭皮が臭くなりますし、不衛生になるので痒み出ます。
最悪、菌が繁殖しやすくなりますので、湿度が多くなるとカビやすくもなります。
お客様の事例
特にひどいダメージと言うわけではないですが、
髪の毛自体がボコボコしてしまい、広がり、パサツキが気になるというお悩みでご来店して頂きました。
カウンセリングで色々と聞いていると、湯シャンを続けているのだとか。
毎日ってわけでは無いですが、定期的に繰り返しているのだとか…。
素材DATA
頭皮を確認してみると、根本付近に角質が剥がれたものが所々フケとなって毛穴を塞いでしまってました。
髪が傷んでるのではなく、毛穴が詰まってしまう事で、髪が生えてくる時点で毛穴の形状が変わってしまい、髪がボコボコして癖毛が多くなっている為、広がりやパサツキの原因になってました。
髪の毛も持ち上げると、毛自体がボコボコしてるのが分かるかと思います。
after
毛穴の角質を除去し、髪に必要な栄養分を入れるとこうなりました…。
髪の毛の面が整い、髪にまとまり感が出ました。
ビフォーアフターで比較するとその差は歴然です。
現時点での髪の毛は、トリートメントなどの栄養分かを入れ込めば、艶やまとまり感はでます。
ですが頭皮環境を整えないと、いつまで経っても伸びてくる髪の毛はボコボコしてしまいます。
髪質改善しながら頭皮環境も整えていく事で、根本的に綺麗な髪の毛を作ります。
まだ、若干ですが根本は少しボコボコしてますが、続けていく事で改善はされます。
頭皮は清潔にしとくのが1番!!
湯シャンはほどほどに!!