日本人は、髪に癖がある人は全体の8割と言われてます。
誰が調べたのか謎ですが、20年以上美容師をやってる身としても実感してる事実でございます。
強い弱いはありますが、大体の人はなんらかの癖はあったりします。
たまーに、まったく癖がないスネ夫みたいな直毛の人もいますが、それはそれで大変そうだと思うけど…
緩い癖ならいいですが、強い癖だと髪の毛が扱いにくい為、ストレートヘアーにしたりしてまとまりがある髪質にしたりしますが、
それだと髪が傷むような感じがしてしまうのか?それか、根本が伸びて来た時に気になるのか?
で、癖が強いとどうせまとまらないから、朝のセットを楽にするためにパーマをかけてしまおう!って、考える方がいます。
ところがドッコイ、癖にパーマをかけるともっと癖毛になるだけです。
癖毛にパーマをかけて傷んでしまった
はい、もう癖が大変なことになってしまってます。
癖がもともとある髪質にパーマをかける場合、通常のパーマだと、かけたんだか?かけてないんだか?分からないので、デジタルパーマをかけがちです。
ですが、デジタルパーマをしたところで、癖でうねってしまってる髪の毛は、キューティクルが髪の毛の場所によって枚数が多かったり少なかったりしてしまってます。
パーマをかけても余計にバサバサしてしまうのがオチです。
バサバサしてしまうと、髪が傷んでしまったように見えてしまいます。
素材DATA
・髪質 癖
・量 少ない
・ダメージ 中
・施術履歴 ひと月前にデジタルパーマ
この状態で髪の毛が綺麗に条件と見えないのは、
デジタルパーマがかかってるからです。
デジタルパーマがある状態だと、毛がバサバサしてみえてしまうので、デジタルパーマをとってしまう以外髪が綺麗に見える事はありません。
アフター
癖毛にデジタルパーマがかかってる状態だと、髪の毛の表面のキューティクルが開いてしまってるので、バサバサに見えてしまったので、キューティクルを整える必要があります。
写真はデジタルパーマを緩くとって、トリートメントをした状態です。
これで、バサバサになってしまった髪からおさらばです。
まとめ
癖毛に、デジタルパーマは向かないという事です。(笑)
そもそもパーマは日本人にはいらないと思います。
絶対やるなとは言いませんが、デジタルパーマをかけたら楽になる訳ではありません。
それは、癖があろうが無かろうが、セットが楽になると言う考えは大違いです。
毎朝、髪の毛を一旦濡らして乾かして、同じようにセットが出来る方限定です。
夜のうちにしっかりとカールを出しても、朝そのまんま出れるわけではなく、
必ず癖毛だと色んな方向にうねってしまいます。
癖毛は素直にコテで巻いた方が綺麗にカールが出ます。
セットを楽にしようと考えては行けません。
楽にしたいなら素直にストレートしてしまって方が遥かに髪質が綺麗になり、まとまります。
その上で、コテで巻けば良いのです。