美容室でカラーをしても2週間もすると髪の毛が明るくなってしまう。
そんな悩みはないでしょうか?
この仕事をしていると良く聞くのですが、そんな時の対策として美容室で出来ることは実は限られています。
- 暗く染める
- 間髪入れずに毎回同じ色で染める。
- トリートメントをする
以上です。
そんなの毎回やってる!!
って方、実は髪色が持ちやすいっていうのは髪質に左右されるのがほとんどです。
「色抜けしやすい髪です。」
って言うと身も蓋もないですが、そういう事なんです。
ですが厳密に言うと髪の毛その物の色の核たる部分、ベースを削りすぎることで髪の毛は色抜けが早くなります。
そもそも色もちを良くするなら、髪の毛の染める色を明るくしすぎなければいいという事なのです。
カラーはこうして染まる
カラーの色の明るさは、
例えば1から10段階まで明るさがあり、10が一番明るい色だとする時に、
8ぐらいの明るさで染めようと決めたとき、実際は9ぐらいまで明るくする必要があります。
9の明るさで色を抜いたのち、色味を付けるため染料を入れるので、この時に1レベル程度暗くなります。
そうすることで髪の毛が染まるのです。
なので色が抜けて染料が落ちてくると、染めた時より色が明るくなるのです。
抜いたレベルの明るさになるからなのです。
なので、よくある一回で髪が透明感が出る類のカラーは、8レベルで染めようとしたときに10レベルまで抜いてから染料によって8レベルまで下げるため、色が鮮やかに発色されるのです。
ですが、明るく染めたい!!って、誰しもが一度は思うので、みんな色抜けに悩むという事なんですね。
そこで、少しでも染めて後の色を持たせるホームケアの方法をお伝えしていきたいと思います。
カラーの色を持たせる方法とは?
はい、こちらのお客様は先週染めたばかりだそうですが、もうすでに色が抜けてきており、毛先は完全に色が抜けてます。
オーダーは地毛に戻していきたいけど、徐々にして行きたく、黒染めはしたくない。
との事だったそうですが、先週に染めたのに既に抜けていては同じ方法をしても一向に地毛にはなっていきません。
一気に暗くしてもいいのですが、黒染めや白髪染めなどで暗くすると、今度は色が抜けた時に赤茶けてしまい、次に明るく染めたい時はブリーチなどで抜かないといけなくなる為、その方法はリスクがあるので今回はやりません。
普段通りに染めるのですが、実は色を持たせるときは、美容室での施術後がとても大切になります。
カラーは染めてから色が定着するまで、約2週間といわれおり、染めたて2週間が肝となります。
38度以下のぬるま湯で洗う
単純に熱いお湯で洗うと、髪の毛のキューティクルが損傷してしまったり、開くのでどんどん染料が抜けていきます。
なので、あまり熱いお湯でシャンプーは厳禁です。
ベストは38度。(結構緩いので、これからの時期は寒いです。)
アミノ酸系シャンプーを使う
自宅ではアミノ酸系シャンプーを使いまし脳。
洗浄力がそれほど強くなく、泡立ちもマイルドのものが多いので、シャンプーでの色落ちが極力防げます。
色味によりますが、髪の毛は弱酸性なので、洗浄力が強い物だと、カラー後の髪はアルカリ性に傾くので、アミノ酸系で弱酸性の髪の毛本来の状態に戻してきましょう。
乾かす
もうこれは当たり前ですね。
色抜け云々の前に、傷むしハゲるから乾かして寝ましょう。
ドライヤーでしめる
ドライヤーでムカつくやつを引っ叩くわけじゃないですよ(笑)
ドライヤーで熱を加えたら、冷風機能を使い髪の毛を冷ますことで、髪は閉まります。
キューティクルが閉じるので、ブローしたみたいに艶もでて、髪の毛の中身の流失を伏せていでくれます。
コテやアイロンは低い温度でやる
傷むしね。
髪は傷んだら、色抜け激しいのでなるべく、コテやアイロンは温度高くないと後懐かないとと思い込んで方。
やり方次第です。
髪が少ないところ、細いところを太いところを、たくさんおる所と同じ温度でやったら、そりゃ髪の毛は傷みます。
継続する事が大切
面倒くさいからやらない人。
なんでもそうですが、継続していく事で結果はでます。
トリートメントや洗い流さないトリートメントを毎日してるけど、色持ちが悪い人。
是非実践してみて下さい。
色持ちが全然変わってくることを実感すると思います