さて、今回は癖毛さんのよる、ありがちな美容室でやってはいけないことについてです。
美容室で施術するのは、髪の明るい未来を手に入れる為に施術をされるわけですが、その施術によっては取り返しのつかないことになったりしてしまう事ってあったら嫌ですよね?
実は癖毛さんだと、程度によりますが、美容室の施術で、やってはいけない事が髪質的に多くあります。
癖毛と一言で言っても、癖の艶さや形状によりさまざまなんですが、今回は、「ボワボワしてる、うねる、広がる」という3つの要素のある髪質についてお話しします。
癖毛が美容室でやってはいけない施術①「ブリーチを使ったカラー」
はい、ブリーチです。
これはですね、癖毛さんがやってしまうともう大変な事になります。
まず、第一に僕はブリーチが嫌いなんです(笑)
過去に金髪とかにしていたし、20代とかはブリーチとかガンガンやっていたのに、何言ってるんだ?って、感じなんですが、ブリーチは癖毛には非常に相性が悪いです。
ブリーチって髪の毛が明るくなるので、一見髪の毛の色を脱色してるだけに見えますが、脱色と言いますが、ブリーチすると髪の毛の中身を抜くので、髪の毛がスカスカになります。
ストローみたいに中身が無くなった状態になってしまうのです。
そうなると、例えば癖を伸ばそうとしても、薬液が反応するところが無くなるので、癖が綺麗伸ばせ無かったり、癖を伸ばす薬に髪の毛が耐えられ無くなり、癖そのものをどうこう出来なくなるケースがあります。
また、もともと癖毛だと髪の毛の表面が癖によりパサついて見えてしまってる状態です。
そこにブリーチをすると、髪の毛の表面が開きやすくなり余計にパサつくので、ブリーチした方がバサバサ感や癖が目立つことになり、傷みが人から見た時に分かりやすくなります。
以上の理由から癖毛さんはブリーチはオススメ出来ません。
ハイライトやインナーカラーもオススメ出来ません。
結局うねるしパサつくので、綺麗に見せようとブリーチにストレートアイロンをして真っ直ぐ綺麗に見えるように、毎朝熱処理をしてしまい、負のスパイラルに陥る結末が待ってます。
癖毛が美容室でやってはいけない施術②ロングを根本から軽くする(すく)
結構やりがちなんですが、何故か癖毛さんに多いです。
広がったり膨らんだりしてしまい、ロングだと余計に毛量が多いと思うので、気になってる方の多くの人が髪の毛を軽くするのですが
結果、膨らみますし、パサつきます。
ロングヘアーの量を減らしすぎてしまうと、毛先に厚みがなくなり、切れて毛先がスカスカしてしまいますし、全体的に広がってしまいやすいので如何とも言えない髪型になります。
ここまでいくと、トリートメントや縮毛矯正でどうのこうのではなく、癖毛で毛先に厚みが無いのにロングヘアーて、広がったりまとまらないならカットで短くするしかなくなります。
毛先がスカスカで厚みがない、癖毛だと広がったりパサつくのに、毛先が細すぎたり厚みが足りないとそれが原因になり、傷んでしまい毛先が余計に切れてしまい、バサバサになります。
髪の毛が根本から少ないと、たしかに手触りは軽くなりますが、癖毛を根本から軽くしてしまうと毛先が広がるしまとまりが悪くなるので、ある程度の長さがある場合は軽くするのは少しにしましょう。
あくまで長さと重さは比例しないとおかしな事になる。と覚えておくと良いと思います。
髪の毛が多く気になる人もいるかと思いますが、こんな風に考えてみて下さい。
毛量を減らすと手触りが軽くなるけど、膨らむので見た目が思いしバサバサしてるように見える。
毛量があるけど、毛先まである一定の重さがあるためまとまりがあり、艶があるように見える。
どっちか良いですか?
多分、毛量があるけどまとまりがあり艶がある方ではないですか?
その方が実際問題まとまりがある分髪の毛は思ってるほど多く見えません。
どうしても根本から軽くしたい場合は、ある程度長さを短くするとバランスが良いので、長さを切ることも視野に入れてみてください。
絶対にロングヘアーを根本からスカスカにしない事。
根本からスカスカになって傷んだ髪の毛は、トリートメントや縮毛矯正で一時的には綺麗なりますが、根本的な解決策ではないので、ある程度厚みのあるロングヘアーを維持する事を心掛けて下さい。
癖毛が美容室でやってはいけない施術③エクステ
癖毛でエクステは絶対ダメです。
ダメ絶対です。
そもそも馴染まないですし…。
癖毛の軽症は髪質により色々です。
エクステの髪の毛を癖毛風にするとなると巻かなくては行けないか、エクステの毛にパーマをかけなくてはいけなくなります。
エクステの付け方にも、編み込みなどエクステをつけるとなると癖毛の上から癖を作るようなものなんで、跡になりやすくなります。
またその跡が癖にもつながる可能性があり、長時間エクステをつけておくと、毎日耳にかけてしまう髪の毛ぐらい跡がつきやすくなります。
また、シールエクステや編み込みのエクステの場合、根本付近から付けるのですが、付けてある部分は基本的に洗えません。
髪を洗った時も物理的には接着してる箇所は洗えないので、半乾き状態が続き、癖毛だとキューティクルが開きやすくパサつくので、根本から髪が傷みやすくなる為、
エクステを付け替えたりする時に結び目付近から毛が切れやすくなります。
癖毛のエクステはそう言った理由から、メンテナンスで付け替えたりすると根本から切れやすい為オススメ出来ません。
まとめ
癖毛が美容室でやってはいけない施術という事で書かせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
癖毛の場合、髪の毛がとても繊細なので、美容室の施術メニューは慎重にならないといけません。
「ブリーチ」「毛量を根本から減らしすぎない」「エクステ」
絶対にやるなとは言いませんが、(結構やるなとは書きましたが)リスクが高くなり、正直なところ綺麗に見えるかとと言うと上記のメニューをやった癖毛で綺麗に見えるケースは見たことがありません。
見た事がないと言うことは、それだけ髪の毛を綺麗にするには向かないという事です。
「私は大丈夫」
って、たまに暴走する方がいますか、分母での話なので、確率として低い事をわざわざオススメはしません。
癖毛って、髪質の中でとても施術メニューを選びます。
選びますが日本人は癖がある人が8割です。
程度にもよりますが、8割の髪の毛は「ブリーチ」「根本から減らしすぎない」「エクステ」は向かないと言うことです。
ぜひ、癖毛にお悩みの方で上記のメニューをやろうかな?とお考えの方はこれらのリスクがあると言う事を知って頂けると、長い目で見た時に綺麗に髪を作る上で参考になればと思います。